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韓国版ディスクガイド本『Quiet Corner - Library Of No Wave Music』の出版にあわせて、推薦コメントをいただきました。このコメントは本の帯にも掲載されています。

​ジノンさんに翻訳して頂いたのでアップいたします。

日常的に接してきた音楽ではなく、新しい音楽についての好奇心でいつも立ち寄っていたのが、東京にあるHMVの「Quiet Corner」だった。この韓国で出版される「Quiet Corner」には、ここ数年間、そこで出会えた様々な音楽に加え、韓国の音楽愛好家たちのスタイルに相応しい音楽も追加されている。「Quiet Corner」で紹介されている様々な作品たちや、ルシッド・フォール、ギタリストの伊藤ゴロー、Lampの染谷大陽、作家ファン・ソンウなど優れた音楽的な眼目を持っている執筆者たちの視線を通して、静寂ながら深く心に染み込む音楽の力を眺められる。

リュ・ジンヒョン(C&L MUSIC部長、「ECM TRAVELS」著者)

渋谷のタワーレコードから新宿のディスクユニオンまで、一日中新しい音楽を掘ったあと、それでも何か悔いが残るとき、最後に手に取るアルバムがQuiet Cornerとbar buenos airesのシリーズだ。このコンピレーションCDに収録されている様々なジャンルの音楽は、不思議なことにある一貫された感興が催されていて、それは「平和」という感情だった。これは音楽が人間に与える有益のなかで、一番偉大なものではないだろうか。その作品を聴くたびにその思った。そして、まさにこのシリーズを選曲している、山本勇樹氏と吉本宏氏の2人も参加しているディスク・ガイド本が韓国で出刊される。パンデミックの時代にあえて海を渡らなく、なおかつ翻訳された状態で、この本に出会えるのは幸運である。この本を通して、210枚の作品を知ることで、あなたが一生傍に置ける音楽に出会う機会を得られるだろう。決してそれは過ぎた褒め言葉ではない。

パク・ジョンヨン(Veloso代表)

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